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人材定義リファレンス2026及び解説書を公開
2016年版を約10年ぶりに改定し、NICE Frameworkを基盤としたユーザ企業向け人材定義リファレンスを策定
2026年7月23日
産業横断サイバーセキュリティ検討会(CRIC CSF)は、ユーザ企業におけるサイバーセキュリティ体制の整備及び人材マネジメントを支援する「人材定義リファレンス2026」及び解説書を公開しました。
近年、クラウドサービスの普及、サプライチェーンの複雑化、OT・IoTの利用拡大に加え、生成AIの急速な普及などにより、企業を取り巻くサイバーセキュリティ環境は大きく変化しています。また、サイバーセキュリティは情報システム部門だけでなく、経営層、事業部門、DX推進部門、AIガバナンスなど、多様な組織が連携して取り組む経営課題へと発展しています。
こうした環境変化を踏まえ、本リファレンスは、2016年に公表した「サイバーセキュリティ人材定義リファレンス」を約10年ぶりに改定したものです。
2016年版では、NIST Cybersecurity Framework(NIST CSF)の考え方を参考に、ユーザ企業に求められるサイバーセキュリティ機能及び役割を整理しました。一方、2026年版では、NISTが策定するNICE Framework Componentsを基盤として、ユーザ企業に必要な機能、役割及び責任を体系的に整理するとともに、人材計画、人材配置、人材育成及び能力開発までを見据えた実践的なリファレンスとして再構成しました。
また、NICE Framework Components Version 2.2.0との対応関係を整理するとともに、ユーザ企業における組織設計、役割分担、人材配置、人材育成及び能力開発への活用方法を解説書として取りまとめています。
本リファレンスは、産業横断サイバーセキュリティ検討会(CRIC CSF)における現時点での検討成果を取りまとめたものです。今後は、本リファレンスの普及及び活用を進めるとともに、NCOサイバーセキュリティ人材フレームワークとの連携を視野に入れ、相互の考え方や対応関係について継続的な整理及び検討を進めてまいります。
公開資料
公開URL
人材定義リファレンス2026の主な特徴
- 企業に必要なサイバーセキュリティ機能を体系的に整理
- 機能・役割・責任を明確化
- NICE Framework Componentsとの対応
- 人材マネジメントへの活用
企業に求められる機能を整理し、組織体制の設計及び見直しに活用できる標準的なモデルを示しています。
各機能を担う役割及び責任を整理し、REACIを用いた責任分担例を示しています。企業の実態に応じた役割設計及び組織運営に活用できます。
NICE Framework Components Version 2.2.0を参照し、Work Roleとの対応関係を整理しています。国際的な人材フレームワークを参考としながら、日本企業に適した実践的な構成としています。
組織設計、人材計画、採用、人材配置、人材育成及び能力開発など、企業における人材マネジメントへの活用方法を解説しています。
今後の取り組み
本リファレンスは、CRIC CSFにおける現時点での検討成果を取りまとめたものです。
今後は、企業での活用状況や関係者からの意見を踏まえながら継続的な改善を進めるとともに、NCOサイバーセキュリティ人材フレームワークとの連携を視野に入れ、相互の考え方や対応関係について継続的な整理及び検討を進めてまいります。
産業横断サイバーセキュリティ検討会(CRIC CSF)について
産業横断サイバーセキュリティ検討会(CRIC CSF)は、企業・団体におけるサイバーセキュリティ対策の高度化を目的として設立された任意団体です。産学官の実務者及び有識者が連携し、ガイドライン、人材リファレンス、実践ツール等の調査・検討・整備を通じて、我が国のサイバーセキュリティの発展に貢献する活動を行っています。
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産業横断サイバーセキュリティ検討会(CRIC CSF)事務局
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